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観劇記 2009年 1/30(金) レニングラード国立バレエ ライモンダ (3)

(1)(2)ときてやっと(3)で踊りの話を.

一時間半かけて書いたのをけしちゃいました orz
もう一度気を取り直して!


振り付けは全体的にオーソドックスでした.
キーロフ版とかと似てる感じ.
だけどワルツ(グランワルツ&幻想的ワルツ)の振り付けというか,
フォーメーションとかが若干複雑で,
コール・ドが揃っておらず散漫な印象というかもったいない感じでした.

てゆーかコール・ドこんなに揃ってなかったっけ?
芸監が代わったからか,
それともペレンのような看板が育ってきたので
コール・ドを売りにする必要がなくなったとか,
単にライモンダが難しいのか.
今回コール・ドでいいなと思ったところはなかったです・・・

ただ,オケもふくめて全体に「こなれてない」感じがあって,
これは来日で二公演しかないのもあるかもしれないけど,
(1)で書いたようなことも関係してるんじゃないかと
勝手に想像しています.


シェスタコワは,最初少し不安定なところがあって,
2幕のヴァリの出だしでピルエットの二回転目で落ちてたりとか
アラベスクでこれからパンシェするのかなーと思ったら
そのまま降りてたりとかあって,ちょっと不安だったけど
後半は調子が上がってました.
ま,3幕は技術的には難所がないというか,
技術よりも表現力とか存在感とか音楽性がものをいうシーンだと思うので,
良かったのかもしれないです.
3幕ヴァリはおみそれしました~って感じです.
威厳というより女性らしい優しさを感じさせるライモンダでした.

ジャンのシェミウノフですが,
この役は,「マントが似合う」ことが最重要だと思い知らされました(笑)
脚,長いだけでなくて本当形がキレイなんですよね.
マンガに出てくるようなスラっとした脚.
もちろん技術的にも不安はなかったです.
左利きなのか,ピルエットもザンレールも左回りでした.

クレマンス,アンリエットのミリツェワ,コシェレワもよかったです.
コシェレワ美人ですね.二幕の第二ヴァリは難しいと思うけど見事でした.

アブデラフマンのオマール,あまり踊りはないですがやはり顔がいい(笑)
ここは顔で採用しているの??ってくらいみんないいですね.

ただ,アブデラが赤マントなのにアブデラの従者も赤マントで,
もっとアブデラを目立たせて欲しいと思いました.

チャルダシュ,Cちゃんも言っていたがハンガリー風の首の細かい左右の動き,
マネしたい!かっこよかったです.見得を切る感じなのかな~・・・

3幕第一va.ですがテンポとか出だしもキーロフのとほぼ一緒でした.
やっぱり小柄で体が固めの人が似合うヴァリですね~.
ヘタするとちょこまか動いてたな,ってだけの踊りで終わっちゃいますね.
自分が練習しててどーしてもうまくいかないところ,
どれだけあざやかにやるんだろう!と気合を入れて待っていたけど,
あざやかにうまいことごまかしてました.
やはりそっち方向か・・・

そのほか,気になったとこ箇条書きです

衣装はちょっと安っぽいというか,ライモンダの衣装は三つとも
ボディスの質感が薄いんですよね.
でもキーロフの衣装よりはだいぶマシ.

クレマンスとアンリエットは,一幕は宮廷風赤いドレス(ヒール付きシューズ)で,
二幕は,なんとそれをそのままチュチュにしたようなやつで,
これはかわいそうでした.


あと幕が下りるのはやくて,ポーズし終わった瞬間には
もう幕がおりてるって感じでした.
わざとかもしれないけど,結構違和感ありました.
ポーズとってるのに,なかなか降りないよりいいですけどね(笑)

唯一のアクシデントは,
二幕の曲芸師が,バチみたいなのを二本もって踊るんですが,
一本落としちゃった人がいて,コロコロ転がってました・・・
転がった先の人がころあいを見て拾ってたけど,
落とした人は一本,拾った人は三本のまま最後まで踊ってました.


アポテオーズの最後でキラキラの紙ふぶきがすごいキレイでした~
カテコのときはみんな体についてるのとか払ってあったけど,
レヴェランスしたらシェミウノフの頭上にたくさん(笑)
シェミウノフ(195cm)の頭上は誰からも見えなかったんだろうな~

最後に公演ではありませんが,
オーチャードのショップに,
K-Balletのピーターラビットグッズを売ってました.
チャコットのトゥシューズストラップの中に
ピーターが埋まって(?)るのがあって,
一瞬買おうかと思いましたが1800円もするのでやめました・・・


また思い出し次第,ぼちぼち更新します~


↓↓↓続きは今回の公演以外のバレエ情報です↓↓↓


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観劇記 2009年 1/30(金) レニングラード国立バレエ ライモンダ (2)

(1)の続きです~

気を取り直して構成のこと.
白の貴婦人は出てこなくて(笑),
かなりスピーディな進行になっています.
全3幕4場,開演は18:30.20分の休憩を二回はさんで,
カテコが終わったのは21:10!早!


ライモンダは長いからオリジナルを全部やるっていう版は
ないと思いますが,休憩を除くときっかり二時間というのは
かなり頑張って(短くして)いるのではと思います.

自分のためのメモとして,覚えている限りで曲順を.
記憶違いがあるかも...ま,オタクの自己満なんで読み飛ばしてください.

一幕一場
・イントロ 省略
・金管で始まる曲で幕開き(情景.新国もこれ)
・伯爵夫人たちの踊りとか,友人たちとかは全部カットで
 いきなりファンファーレ→ライモンダ登場(早!)
・一幕にはアブデラは出てこない(もち曲もカット)
・即,グランワルツ→ピチカット→ワルツ→あっというまにライモンダの部屋で友人が踊りだす
・ヴェールの踊り
・即友人退散,ライモンダ即寝(笑)

一幕二場
暗転紗幕で場面転換,
夢の場は森の中のような背景.
・アントラクト→即アダジオ,
・ワルツ(幻想的ワルツ)
・第一・二ヴァリとライモンダのヴァリ,コーダ(ここからは普通?)
・ジャン消える
・アブデラ登場
・アブデラと一曲踊る
・目が覚めてあっというまに幕が下りる


二幕
・アントラクト省略(多分・・・やってなかった気がする)
・幕開き(情景)
・即アブデラ登場
・グラン・アダージョ→ヴァリ→コーダ(このへんも普通)
・曲芸師たち
・アラブは省略,サラセン人ペアの踊り
・スパニッシュ
・東洋の踊りはなくて,バッカナール
・ここから後も普通
 (ジャン帰る,ハンガリー王も帰ってきて決闘,ハッピーエンドへつづく)


三幕
・アントラクトで幕開き,ハンガリー行進曲なし
 ちなみに新国ではハンガリー行進曲幕開き,アントラクトはグラン・パの後にいれて
 パ・ド・ドゥにしている.牧は忘れちゃったけど・・・
・アントラクトからつなげてチャルダシュ(グリゴロ版と同じ)
・マズルカなしで,(マズルカは後から挿入された曲なので,「なし」というのは違うかもしれませんが)
即,アントレ→グラン・パ・クラシック・オングロワ
・3幕ソリストヴァリ
・パ・ド・カトル
・パ・ド・トロワなし
・ライモンダのヴァリ
・ジャンのヴァリ
・コーダ
・ギャロップなし!(泣)←キーロフ版もないみたいですが.
・アポテオーズで,おしまい~

(曲名とかはいくつかのCDなどを参考にしています.
あとでリンクしときます.)

ま,元々冗長なバレエなので色々省略してスピーディになるのは
仕方ないですね.ホントにつまらない曲もあるし(笑)
そもそも(本当の)オリジナルを知っているわけでもないので.
でも,ギャロップはやって欲しかったな~・・・

音楽の話ついでにオケですが,
アニハノフがやめたせいなのか,たまたま今日の指揮者が悪かったのか,
ライモンダはあまり慣れていないのか,
メンバーが来日してからインフルエンザにやられたのか(想像)
あまりマールイを観ないのでわかりませんが,
結構ツラかったと思いました.
音程間違い,パート間でのリズムのズレ,が特に気になりました.
もしくは,私のリズムがズレているのか・・・(自信なし)

金管が不安定なところも少しあったけどこれは仕方ないのかな.

音のボリュームも物足りなかったのですが,
これは私が3階の端だったので,オーチャードの音響のせいなのかもしれないけど,
個人的には少し不満が残る演奏でした.

ただ,だんだん調子は上がってきて,
3幕では「あらら」も少しあったけど結構盛り上がって安心しました.

指揮者はみるからに 若造 って感じの人でしたー・・・
もしかしてオケのメンバーからナメられたりしてんのかな~
(のだめの読みすぎ?)

オケといえば,二回目の休憩のときに,金管の誰か(何か)が
チャイパドのコーダを練習してましたよ.
帰国後にガラでもあるのかな??
それより今の仕ごt(ry

って,(2)まで書いて
まだ踊りのことなんも書いてないよ・・・
衣装とか他にもいろいろあるんで続きはまた土日に書きます.
全部で何回になるかなー?

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観劇記 2009年 1/30(金) レニングラード国立バレエ ライモンダ (1)

1月30日(金) 18:30~ オーチャードホール
レニングラード国立バレエ団 「ライモンダ」

ライモンダ オクサーナ・シェスタコワ
ジャン・ド・ブリエンヌ マラト・シェミウノフ
アブデラフマン アレクサンドル・オマール
3幕ヴァリエーション ユリア・チーカ

レッスン休んで行って来ました.

まず,やっぱりシェスタコワはすごい!
昨日のペレンを観たCちゃんがペレン大絶賛だったので,
行く前は失敗したかな・・・とちょっと思ってましたがとんでもなかったです.
(あ,ペレンはペレンで観たかったけど・・・)
あふれるオーラ,音楽性,表情といい,ペレンのような華やかさとは違うけど
今日を見逃さなくてよかったです♪
ま,一幕からずっと「大人の落ち着いた女性」って感じでした.

そして,初見のシェミウノフ,スタイルよすぎ(股下1メートルくらいありそう),
顔も正統派の王子,マントが似合いすぎて悶絶!
というわけでおおむね満足です~.


作品のことですが,
2006年に改訂されたというマールイのライモンダは日本初演ですね.
てっきりボヤルチコフが改訂したんだと思っていたら,
プログラムには改訂演出:ガブリエラ・コムレワとなっています.
この点に関しては,あまりリサーチしてなかったもんで
ホントーにわからないことだらけです.

ここまでの情報をあわせると,
2006年にコムレワを呼んで改訂した?と考えるのが普通かもしれないけど,
最初の謎は,

プログラム中の作品解説のこのくだり,

「振付家としてのボヤルチコフは(プティパによって)省略されたこの音楽(東洋の踊り)を
ただ単にすばらしいものというだけでなく、必要不可欠なものだと考えた。
そして、なんとこの音楽をアブデラフマンのものにしてしまったのである。
この音楽こそ彼の愛の調べ、熱狂的な迫り方そのものではないか。
実験者たるボヤルチコフの本領が遺憾なく発揮された大胆なアプローチである。」
(括弧内は私が挿入しました)とか書いてあるのに・・・

東洋の踊り,なかったし(゚Д゚)!
(↑ヌレエフ版でアブデラムのソロの曲.
そう考えると別にボヤルチコフのアイデアじゃないよね・・・って話がそれました)

てかアブデラのソロなかったし..
でもそもそも改訂のところにはボヤルチコフの名前はないのに
「振付家としてのボヤルチコフ」ってどういう意味なんだろう.
改訂にクレジットされてなくても,芸術監督だったらその振り付けに
手を加えるのは普通ってことなんですかねー.

でも東洋の踊りないし.

解説にある「東洋的な踊り」っていうのが
「Danse orientale」ではない,何か別の曲ってこと???

でもアブデラのソロないし.

と,堂々巡りになってきたのでマールイの日本語ページをみてみました.

そうしたら!なんとびっくり,
「レニングラード国立バレエの「ライモンダ」では、「白い貴婦人」が大活躍する。」
なんて書いてあるじゃないですか~.
全く!出てなかったよ!!キャスト表にもないよ!
他にもあらすじがけっこう違ってたりしてるし.

要するに2006年の新制作はボヤルチコフで,
それには白の貴婦人も出て,東洋の踊りもある,と.
で今回の公演はコムレワ版にルジマトフが変えた(?)か何かで,
光藍社のHPとプログラムの一部はそれに対応できてない,と.
ってことなのかな~???
HPにはコムレワともボヤルチコフとも書いてないし.

でもプログラムの別のページには
「2006年に初演された『ライモンダ』(中略)、ガブリエラ・コームレワが
改訂演出を手がけたプティパの傑作。」というくだりも.

これを信じると,
・初演はコムレワ&ボヤルチコフ
・今回の来日は,プログラムには書かれていない誰か(ルジ?)がさらに改訂
なのか???

もう何をどこまで信用していいのかわかりませんね.
は~,さすがのオタクもここまででどっと疲れました~・・・

以下,続きますが長すぎたので分割して再投稿します~

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