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観劇記 2009年12/20(日) 新国立劇場バレエ 「くるみ割り人形」

12月20日(日) 16:00~ 新国立劇場 オペラパレス
新国立劇場バレエ 「くるみ割り人形」 


金平糖の精:小野絢子
王子:山本隆之
クララ:伊東真央
雪の女王:西山裕子

書きかけでしたが,27日,書き足しました!


まず,どうしても言いたいのは,冒頭,現代を舞台にして,
ドロッセルマイヤーの魔法でシュタールバウム家にタイムスリップ,
という演出.

全然良くないです.ガッカリ...

イッキに舞台が安っぽく見えるのはなんでなんでしょう.
ヒップホップを踊る若者が一人いるんですが,
これがヘタなんです.(あれ,誰だったんだろう.)
それこそ,新宿の街角で練習している人の方が全然上手!
まあ,付け焼刃だろうから仕方ないのかもしれないけど.
すごい興ざめ.

あと携帯でしゃべってたりとローラースケート履いてる人とか(これまたへっぴり腰).
なにから何まで気分ブチ壊しですよ~.
まあ,ある程度予想はしていたけどね.

そして,最後の,ドロッセルマイヤーがサンタに変身(戻る?)する
ところも,安っぽいことこの上ないです!
これで子供が喜ぶと思ってるんだろうな~.

ドロッセルが怪人扱いなのも不満.
(子供が最初すごい怖がっているけど,コロンビーヌとかを出すと子供がなついてくる 笑)


初日の後,ホームページに「お客様の声」がよく載りますが,
今回は初日は1件しか載らなかったですね.
あまり褒めてる感想がなかったのかなって思いました
(いつもベタ褒めの感想しか載せないよね).


振付は,あまり突飛なことはしていないのですが,
葦の精なんかは完全に新たに振付したみたいで女性3人なんですが,
難しいパばかり詰め込んで観ていて全然面白くないし気持ちよくない.
せっかくチャイコのすばらしい音楽を使うんだから,
もうちょっと音楽的な振付にして欲しいと思います.
(ムリかな~・・・)


でも,ま,前にも書いたけど,衣裳・装置・美術は良かったです.
キャンディーボンボンがなかったのも,全体の雰囲気を考えると
アリかなと思います.

もちろんダンサーの踊りもすごくよかったです.


まず,小野さんの金平糖(の女王)ですが,
なにより,最初のアダジオが大変すばらしかったです.
お砂糖の甘さもあり,女王の威厳もあり.
いきなり最後に現れて,ただパドドゥを踊るだけの役ですが(汗),
ちゃんと存在理由がある感じ.

アダジオではテクニックもサポート・リフトのパートナーシップも完璧!
息を呑むとはこのことですね~.
若いのにキラキラ衣裳にも全然負けてないし,

ただ,前にも少し書いたけど,スタミナ切れなのか,ヴァリエーションと
コーダでは,アダジオほどの感動はなかったです.

コーダはストゥニュを織り交ぜてフェッテしながら対角線を進み,
最後に数回フェッテしてからその足でアラベスク,というところで
ちょっとよろけていたんですよね.
他の人なら,よくあることかなって思うけど,
小野さんぽくないなーと思いました.
(他はテクニックは完璧でした.フェッテしながら進むところなんか,
軸が進行方向に傾きがちなんだけど,そういうこともなかったし.)

振付のことを言えばキリがないんだけど,ヴァリエーションの最後の方で,
クララに投げキスするのはすごい不満.
女王なんでしょ?!コロンビーヌじゃないんだから・・・


あと,ドロッセルマイヤーの祐樹さん.アヤシイ感じはすごい出てました.
登録ダンサーになってしまったし,
アラジンでマグリブ人をやったときの不安が的中???
(これからキャラクターばかりになってしまうかも,という不安)

最後,サンタの格好になってはけるとき,思い切り裾を踏んだらしくて
豪快に「ぽしゃっ」ってコケてました.


クララの伊東さん,「どうせ研修所卒業生の売り出しなんでしょ?」程度に思ってたんだけど
観てみたらすごい華があるし,成長株?ちょっとクララには美人すぎるけど.


西山さんの雪の女王は,振付に振り回されているという印象で,残念でした.
観ていて息が詰まる感じ,と前回書いたけど,そういう「冷たい吹雪」として
考えれば完璧なのかもしれませんね(汗)


ディベルティスマンで一番好きだったのはトレパックです!
3人とも笑顔も良くって,観ていて気持ちいいとはこのことですね~.
ガラとかでやってくれないかな(笑)



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観劇記 2009年12/19(土) 東京シティ・バレエ団/ティアラ”くるみ”の会 「くるみ割り人形」 

12月19日(土) 15:00~ ティアラこうとう
東京シティ・バレエ団/ティアラ”くるみ”の会 「くるみ割り人形」 


金平糖の女王:齋藤佳奈子
コクリューシュ王子:小林洋壱
クララ:坂本麻美
くるみ割り人形:春野雅彦


初・シティ・バレエ鑑賞です!
毎年この時期に東京シティ・バレエ団,東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団,
オーディションで選ばれた子役たちとでくるみ割り人形の上演を行っていて,
今年で24回目だそうです.

前にもちょっと書いたけど,夢の中のクララ(大人になったクララ?)の,
坂本麻美さんがすご~い良かったです.ファンになりました!
堂々とした存在感はあるのに,はじけるような初々しさ(^^)
目がくりくりしていて,いろんな表情に引き込まれます!


子役のクララもフリッツも,みんな上手かったけど,
普通こういう子役って一人くらい「おっ!」って目を惹く子がいるのですが
(眠りの花ワルとかでよく子役がでますよね),
今回は人数が多すぎて(笑),客間の子供たちも,ねずみも(小ねずみと中ねずみがいる),
兵隊も,もちろんキャンディーボンボンも,
だったので,あまりわかりませんでした(汗)

この石井先生版のくるみでは,お菓子の国に行く途中に明るい海原を通り,
追いかけてきたねずみの王様はそこで波にのまれて消えてしまうのですが,
そこで「波の精」っていうのが出てくるんですよね.
最初びっくりしました(笑)

ほかにびっくりしたのが,踊りのことではないのですが,
幕間に,石井清子先生が,サンタの帽子をかぶって,直々に
募金箱を持って歩いていらっしゃったこと!

却って募金しにくいんですけど・・・・
(知り合いだったら募金せざるを得なくなるから,いいのかな・・・)

あと,オーケストラは,前にもちょっと書きましたが,
金管は想像通り辛いものがありました.
雪ワルの合唱も,地元の子供たちの合唱団だったのですが,
一緒に行ったMちゃんは,「音程が外れてて気持ち悪くなった」と・・・(^^;;
(私は,外れてるな~とは思ったけど,吐き気はしませんでしたが.)

でも,S席5000円で生オケ,指揮は福田一雄さん,
未来の名ダンサーを発掘する楽しみもあり(笑),
なかなかお得?な公演でした.
来年も行こうと思います!



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