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観劇記 2009年10/10(土) ニューヨーク・シティ・バレエ2009 Aプログラム

10月10日(土) 18:00~ Bunkamura オーチャードホール
ニューヨーク・シティ・バレエ2009 Aプログラム
「セレナーデ」「アゴン」「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」「ウエスト・サイド・ストーリー組曲」

実は初めて,NYCB.
セレナーデとチャイコ,本場もんはどうなの!ということで?
行ってきました!



「セレナーデ」

音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー (Serenade for Strings)
振付:ジョージ・バランシン

ダーシー・キスラー
スターリン・ヒルティン
ケイトリン・ジリランド
チャールズ・アスケガード
エイドリアン・ダンチグ=ワーリング

説明不要の,バランシンがアメリカで創作した第一号の作品.
スクール・オブ・アメリカン・バレエ(SAB)の生徒のために振付けられたものですが,
「クラスに遅れてきた子やレッスン中に転んだ生徒をみたバランシンが、
それを振付に取り入れたという話は有名だ。」(プログラムより)

へぇ~~,知りませんでした.


観るのは先シーズンの新国以来,2度目です.
まず揃ってるとか揃ってないとかいう視点で観ると,
新国の方が揃ってます(汗)

しかし,それでもやっぱり本場もんは違う!という感想を持ったのですが,
じゃあ何が違うのかって言われると上手く説明できません・・・.
単に日本人の顔じゃないからっていうのも,大きいかもしれません.
新国がとりたててもっさりしていたわけでもないし.

でもとにかく美しかったです~.

今回,バランシン最後のミューズ?
ダーシー・キスラーが出ていたのですが,
一体何歳???と思いプログラムを見てみると・・・

「80年NYCBに入団し、2年後18歳で最年少のプリンシパルとなる。」
ということは,今45歳!

NYCBの来日オフィシャルサイトに,来日直前の動画コメントが載っていますが,
「もうNYCBで30年経つのね」とのこと・・・・

しかし踊り(多分,『ロシアン・ガール』という役)の方は
全く年齢は感じさせない踊りでしたよ.

ただ・・・・
ただ,あの・・・・スタイルが・・・

胴回りが,どうしても年齢を感じさせてしまって,
決して太っているわけではないんです!!!
だけど,腰周りの幅と,くびれがなくなっているため
踊りはすごいのに「すばしっこいオバチャン」に見えてしまうというか・・・・

多分,セレナーデの衣裳じゃなかったら気にならないんだろうな.
(かといってアゴンもダメだし・・・←アゴンは黒のレオタードなのです)

むごい現実を突きつけられた気分です.
今後のヴァリエーション選びでも衣裳は大事だなと思いましたね,ええ.



「アゴン」

音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
振付:ジョージ・バランシン

マリア・コウロスキー
セバスチャン・マルコヴィッチ→ジャード・アングルに変更
ショーン・スオッツィ
レベッカ・クローン
アシュレイ・ララシー
テレス・レイクレン
アマール・ラマザール
エイドリアン・ダンチグ=ワーリング

女性は黒のレオタード,男性は白Tシャツに黒タイツ,白ソックスの
とってもアクロバティックなプロットレス・バレエ.

「アゴン」とはギリシャ語で「闘争」の意味だそうですが,
確かにすごい緊張感です.
ストラヴィンスキーは「こんな難解な作品は観客に理解されないだろう」と
悲観して初演に立ち会わなかったそうなのですが,
初日から大喝采を浴び,追加公演が決定したのだとか~.

難解といわれれば難解なのですが,単純にまた観てみたい,
ムーブメントの面白さがあるんですよね.
でもダンサーが優れていないと,相当退屈かと思います.

以前マラーホフのガラで,ルシア・ラカッラ&シリル・ピエール夫婦が
パ・ド・ドゥ部のみ踊ったのを観ましたが,
結構そのときの印象が強烈で,そのとき,初めて
こういうプロットレス・バレエが面白いなと思って,
それからコンテとか見るようになったきっかけの作品でもありました.

全体で見るとまた趣が違って,男性4人がバラバラに踊ってるのに
すごい一体感&緊迫感があったりして,かなり楽しみました.
でもやっぱり間にセレナーデとか,チャイコとかがあるから楽しめる
作品なような気がします,個人的には.
2時間こういう感じだったらちょっとツライ.

小林十市さん(SAB出身ですね)がブログで
「なんちゃってアゴン」なポーズの
写真を載せてるんだけど,うまい!
どうやって撮ったんだろ??



「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」

音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
振付:ジョージ・バランシン

アビ・スタフォード→タイラー・ペックに変更
ジャード・アングル→ゴンザロ・ガルシアに変更

代役のタイラー・ペックという人はコール・ドのようなのですが,
とにかく全部がすごかった~~~.

まずテンポがめっちゃ速くって(笑)
女性のヴァリなんて40秒くらい??
なのにちゃんと緩急がついていて,
さわやかさもあり,でも駆け抜けるような疾走感,
決して重たくないけど,「風のよう」では決してない
なんというか,いや~,すごかったです!(ボキャ貧)

最近チャイコ(ヴァリ)がやりたくていろんな映像を見ていますが,
やっぱりNYCBの人のだけは全然違うんですよね.
ロシア人のチャイコも好きですが,
やっぱりこれが本物なのかな~って思いました.
なんか突き抜けてるんですよね.

あとコーダのフェッテでは途中にトリプルを入れたりしてて
私のナナメ後ろの人はトリプル入れた瞬間吹き出してました(笑)

ゴンザロくんもよかったですよ!
やっぱり「重たくない」です,一言で言うと.
(一言でゴメン 笑)



「ウエスト・サイド・ストーリー組曲」

音楽:レナード・バーンスタイン
振付;ジェローム・ロビンズ

トニー:ベンジャミン・ミルピエ
リフ(ジェット団のリーダー):アンドリュー・ヴェイエット
ベルナルド(ジャーク団のリーダー):ジャスティン・ペック
アニタ(ベルナルドのガールフレンド):ジョージナ・パズコグィン
マリア(ベルナルドの妹):キャスリン・モーガン(Webでは フェイ・アーサーズ となっていますが)
ロザリア(友達):グレッチェン・スミス

曲順
・PROLOGUE
・SOMETHING'S COMING
・DANCE AT THE GYM
・COOL
・AMERICA
・RUMBLE
・SOMEWHERE BALLET

っていうかTONIGHTがない~(涙)

ウエスト・サイド・ストーリーというミュージカルが初演されたのは
1957年(!)だそうですが,この組曲は
ロビンズ自身が他界する3年前にNYCBのためにつくりかえたものだそうです.

独唱はプロの歌手が歌いますが,AMERICAなどはダンサーが歌っているそうで,
歌も生で聴くとなかなかグッとくるものがあります.

個人的にはアニタ役の人がすごいはじけていて(そういう役みたいだけど)
踊りだけでなく表情・演技にも見入ってしまいました.
案の定,カテコではひときわ大きい拍手を受けていました.

本当のミュージカルって見たことがなくって,
正直どうなんだろうな~って思ってましたが,
ここまでダンス攻めなら(笑)これはかなり楽しめます.
セリフとかもけっこう入ってるのに,
ダンスの方も容赦ないというか妥協がないというか.
テンポも速いし大きい動きが多いし(よく脚を振り上げる),
バラバラな動きから急にユニゾンになったりとか,
とにかく難しそう!

今度ミュージカルも見にいってみたい気がしますが,
でも,まあそのお金があったらバレエに回してしまうだろうな~.


Aプロはバランシンとロビンズ作品のみで,
今回のウリ?であるウィールドンとかラトマンスキー作品は
観られなかったのですが,まあこれはこれでかなり満足しました.
ダーシー・キスラーも観られたし.


あと,セレナーデを見ながら,こういう「スター不要」の作品が
新国にはすごい合ってるんだよなぁ,
研修所卒はコール・ドばかりっていう人もいるけど,
スターなんて育てようと思っても育てられないんだから
質の高いコール・ドを育てるっていうのは十分大事だし
今の新国にとってもいいことなのではないか,
コール・ドがいいバレエ団っていうのは作ろうと思ってもなかなか作れないんだから,
なんてNYCBと全く関係のないことを考えていました.



ふぅ~,やっとここまで書きましたが,明日は新国のドン・キ初日です!
バレエはシーズン初日だから,またシルクハットのお出迎えがあるかな???

昨日も会場でチラシをたくさんもらいましたが,
明日ゲット分とあわせて,新情報はまとめてお伝えします~.

あと,やっとこさ新国のダンサー紹介ページが更新されたようです.
これについても,新国がらみということで,明日にでも~.


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テーマ : クラシックバレエ - ジャンル : 趣味・実用

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